広島市教育委員会は、勤務先の小学校で複数の女子児童にわいせつな行為をしたとされる市立小学校の教諭・中島健夫被告(39)など2人を懲戒免職処分にしました。

市教委などによりますと、中島被告はことしに入り、勤務先の小学校で複数の女子児童に自身の下半身を露出するわいせつな行為をしたうえ、その様子を撮影したなどとされています。中島被告は市教委の聞き取りに「自分がしたことで、被害児童を傷つけてしまいました。児童や保護者、先生方に大変申し訳なく思っています」と話したということです。

広島地検は一部の容疑を除いて中島被告を起訴。来月7日には初公判が始まります。市教委は「教員としての信用を著しく損なった」として、中島被告を懲戒免職処分に、校長は指導監督の責務を果たせなかったとして、戒告処分としました。

また、市教委は市立中学校の男性教諭(41)についても、5月、通りがかった女性に下半身を露出したとして、懲戒免職処分にしました。市教委の聞き取りに「高揚感が得られると思った」と、事実関係を認めていたということです。