“投手二刀流”の可能性!? ドジャース渾身の切り札へ

南波キャスター:
今後はナ・リーグの優勝チームと、ア・リーグの優勝チームがワールドチャンピオンの座をかけて争っていきます。

ここで、大谷選手には「“投手二刀流”の可能性があるのではないか」という指摘があります。

ドジャースのロバーツ監督は23日、「最初のシリーズで先発する可能性は高い」と発言しています。ただ、クローザー、つまり最終の9回で投げるピッチャーに指名される可能性もあるのではないか、ということです。

大谷選手自身も23日、「行けと言われたら行く準備をします。どんな状況でも対応したいなと思います」と話しています。

元メジャーリーガー・田口壮氏は「最初の2試合が、プレーオフで勢いにのれるかのカギになってくる。大谷選手のクローザー起用は、重要な試合の切り札として可能性は十分ある」と分析しています。

先発をした直後では可能性はないかもしれませんが、この後の対戦が進んでいく上では、可能性もゼロではないとされています。

なぜならば、現在ドジャースの9回ピッチャーを任されている、左ピッチャーのタナー・スコット選手は防御率が5点に近く、4.9くらいです。今までも大谷選手で抑えても、山本由伸選手で抑えても、9回で逆転されるシーンが続いているんです。

そのため、もしかすると2023年のWBCで見られた大谷選手のクローザー、また見れるかもしれません

日比キャスター:
ロバーツ監督からの信頼も厚いですからね。