メジャーリーグの大谷翔平選手が所属するドジャースが、4年連続で地区優勝を決めました。試合では大谷選手がホームラン、そして山本由伸投手も好投と大活躍し、勝利の美酒に酔いしれました。
ドジャース・4年連続地区V “二刀流復活”大谷選手の面目躍如

南波雅俊キャスター:
4年連続の地区優勝を果たしたドジャース。その素晴らしさは勿論、大谷選手にとって2025年は、“二刀流復活”の1年にもなりました。

ピッチャーとしては、6月に663日ぶりに登板しました。1勝1敗、14試合の登板ですが、直近の2試合はそれぞれ、6回の投球で無失点、5回の投球で無失点と、“完全復活”と言っていいような活躍を続けています(62奪三振、防御率2.87)。バッターとしても、54本のホームランを打っています。

山内あゆキャスター:
2024年は、“50-50”で、ホームランと盗塁を1本ずつ積み上げていくのを見ていましたが、今年は気づいたら54本になっていましたね。
南波キャスター:
大谷選手のOPS(出塁率と長打率を合わせた数値)は、1.010です。OPSが1を超えているのは、メジャーリーグ全体を見ても、大谷選手以外には、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手だけです。
OPSは、0.9を超えていれば、「超一流」と言われる数字なのですが、大谷選手は他を圧倒する値をメジャーの舞台でも残しているという状況です。