9月19日にコース料理を食べた客8人に「ノロウイルス」による食中毒を発症させたとして福岡市は博多区のフランス料理店を2日間の営業停止処分としました。

9月26日から2日間の営業停止処分を受けたのは博多区のフランス料理店「ビストロオー・バスクー」です。

福岡市によりますと9月19日に「ビストロオー・バスクー」でコース料理(ピザ・冷製スープ・サラダ・白身魚のムニエル・ポークシチュー・クリームソースパスタ・シャーベット)を食べた男女23人のうち8人が発熱・嘔吐・下痢などの症状を訴えました。

症状を訴えた客8人と調理担当者1人が検査をしたところ、すべての検体から「ノロウイルス」が検出されたため、福岡市は「ビストロオー・バスクー」で提供されたコース料理が原因の食中毒と断定しました。

症状を訴えた客8人は全員快方に向かっているということです。

福岡市は食品を扱う人に対して・調理前の手洗い・調理器具などの洗浄、消毒の徹底・食材の適切な管理などを呼びかけています。