大阪・関西万博のアンゴラパビリオンの工事を無許可で請け負ったとして、下請け会社の社長ら4人が書類送検されました。

建設業法違反の疑いで書類送検されたのは、大阪市鶴見区の「一六八建設」の社長(48)や元経理担当者(50)ら4人です。

警察によりますと4人は、必要な建設業許可を得ずに、万博のアンゴラ館の内装などの工事を、1億2200万円で請け負った疑いが持たれています。


警察は関係先を家宅捜索し、工事関係の書類などを押収していました。

取り調べに対し、社長は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

一六八建設をめぐっては、複数の業者との間で、工事費の未払いトラブルも発生しています。