去年12月に行方不明届が出された30代の女性の遺体を岐阜県内の山の中に遺棄した疑いのある内縁の夫婦が、「偽名」を使って生活していたことがわかりました。
捜査関係者によりますと、岐阜市の立花浩二被告(55)と内縁の妻・神原美希被告(35)は、去年12月に行方不明届が出されていた岐阜県可児市の30代の女性の遺体を岐阜県揖斐川町の雪が積もった山に遺棄した疑いがあり、警察が近く逮捕に踏み切る方針です。
遺体は鹿の駆除をしていた猟友会の男性が偶然発見しました。
また、複数の関係者によりますと、立花被告らは事件の後、岐阜市内の賃貸住宅に移り住み、偽名を使っていたことが新たにわかりました。
近所の人
「(引っ越してきた際)ティッシュをもらいまして、その時に『ナガサカ』という名前で、よろしくお願いしますと。(報道される立花被告と)全然違う名前なので、“偽名”だった」
岐阜県警はことし春ごろから立花被告らが女性の死体遺棄事件に関与したとみて、自宅周辺に監視カメラを複数台設置するなどして行動をマークしていました。しかし、ことし8月、愛知県常滑市の女性が殺害され、岐阜県本巣市に遺体が遺棄される事件が発生しました。
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