芸妓衆も稽古に熱 プロの踊りとプライド

町の人の支えがあってこその奉納踊り。
その思いにこたえようと、芸妓衆も稽古に励んでいます。

諏訪神社の踊り馬場は検番の稽古場よりもはるかに広いため、二人の距離感が踊りの出来を左右します。

桃羽さん:
「町の方々が来てくださってこそ、自分達は場所踏みもできるし、おくんちも開催出来る。どの踊町さんも頑張っておられるから、それに負けないように、期待以上のものに仕上がるよう頑張ります」

新橋町 本馬健三自治会長:
「次に繋がるような踊りを舞って頂いて、我々はそれを横からサポートする。新橋は小さな町だけどよくやっとるやん!という気持ちになって頂ければ大成功だと思います!」

町への愛と誇りあふれる、新橋町の阿蘭陀万歳。10年ぶりの奉納で、思いを背負った万歳と才蔵が、コミカルに、エキゾチックに、諏訪の舞台で舞います。

▶この記事は【長崎くんち2025】六ヶ町紹介シリーズ(全6回)の第1回です。次回、第2回「新大工町」は9月28日に配信予定です。