時代の流れとともに変化する…心を“キャッチ”するワード
山形キャスター:
続いては、商品のキャッチコピーを見ていきます。

ブラックサンダーの2013年~2018年に使われていたキャッチコピーは「一目で義理とわかるチョコ」なんですが、なぜこのようなキャッチコピーにしたのか。

当時は1個30円(税別)で、これだと“本命チョコにはなりきれない”。ただ、社内で義理チョコとして配られていたのが他社の商品の「チロルチョコ」だった。「これはいかん」ということで、義理チョコ定着のために、このようなキャッチコピーをつけてPRしたということです。
商品の知名度もアップしていきましたが、2021年に「義理全面押し」から方針転換しました。なぜかと言いますと、義理チョコ=義務・重荷という意見もあり、「自由なバレンタインを」という思いで方針転換したということです。
2025年は「ワックワクが、ザックザク。」に変わっています。時代の流れとともに、キャッチコピーも変わっているということです。