先月発生した台風12号により、大きな被害を受けた鹿児島県の南さつま市で24日、地元の高校生が災害ごみの分別作業を行いました。

先月発生した台風12号で、県内では1人が死亡、5人がけがをし、住宅およそ184棟が浸水するなどの被害が出ました。

住宅66棟が半壊した南さつま市では、多くの災害ごみが運び込まれ、24日は地元の加世田常潤高校と鳳凰高校の生徒あわせておよそ160名が、ボランティアで災害ごみの分別作業を行いました。

(鳳凰高校2年生)「少しでも地域のために頑張って、こういう活動が増えればいい」

(南さつま市 市民環境課・湯舟佐和美 課長)「分別が一番のネックだった。(高校生たちが)明るく元気にやってくれたのでありがたい」

24日に分別されたごみはコンテナで5台以上になり、たまっていた災害ごみの分別はおおむね完了したということです。