中野市で2023年、4人が殺害された立てこもり事件の裁判員裁判は、24日午後から検察側の求刑が予定されています。4人殺害という結果の重大さなどから、死刑が求刑される可能性があります。
中野市の青木政憲被告は、2023年5月、自宅近くで住民と警察官の合わせて4人を殺害した罪などに問われています。

きょう(24日)の裁判では、午後にも検察側の論告求刑が予定されていて、殺人罪の上限の死刑が求刑される可能性があります。

24日午前には、遺族による意見陳述が行われ、妻を殺害された男性は、「妻に怖い思いをさせた、痛い思いをさせた犯人を恨み続けます」「犯人に対して死刑を望みます」などと心情を訴えました。