東京23区で平均家賃が過去最高を更新。学生街なのに、学生が住めないといった事態も起きているようです。
約4割の20代が実家暮らし? そのワケは…
井上貴博キャスター:
家賃以外の一人暮らしの生活費はどのくらいかかるのでしょうか。

単身世帯34歳以下を対象とした総務省による2024年の家計調査では、▼食費…4万305円、▼水道・光熱費…9005円、▼保険医療費…8252円、▼通信費…5730円など、月々合計13万6542円かかるといわれています。
そこに家賃ものしかかるので、「なかなか一人暮らしできない」といった声が聞こえてきます。

総務省の家計調査によると、10年前に比べて、一人暮らし(単身世帯34歳以下)の家賃は約6600円増、生活費は約3800円増と、毎月合わせて約1万円負担が増えており、それだけ物価が上がっています。
では今後、家賃はどうなっていくのでしょうか。専門家に話を伺いました。
不動産鑑定士 泰道征憲さん
「分譲マンションの価格が高騰したことで、賃貸物件の家賃も上がっている。家賃は今後も緩やかに上がり続ける可能性が高い」
井上キャスター:
続いて、今の20代の居住形態はどのようになっているのでしょうか。(不動産・住宅情報サービス「LIFUL HOME’S」調べ、1都3県出身かつ在住の男女1693名)

▼実家暮らし…37.7%
▼一人暮らし…27.7%
▼パートナーや子と同居…17.0%
▼親戚や兄弟と同居…7.3%
▼恋人と同居…7.4%
▼友人と同居…1.1%
▼その他…1.7%
この結果について率直にどう感じるか、街の皆さんに意見を伺いました。