志布志市に子どもたちのための相撲道場が完成し、23日、初稽古が行われました。

鹿児島県志布志市の通山地区に完成したのは、「通山相撲道場」です。

近くにある通山こども園の修繕工事で出た廃材などを利用して、こども園のバスの運転手ら4人で建てました。屋内と屋外に土俵があり、シャワー室もあります。

23日は地元の伊崎田相撲クラブのメンバー13人が初稽古を行ったほか、鹿児島実業高校相撲部も参加しました。

(通山こども園を運営 横峯吉文さん)「(相撲は)礼儀があって、しきたりがある。これを継承してほしい」

(伊崎田相撲クラブ・吉元優成監督)「地域の子どもたちが少しでも相撲に興味をもってもらい、相撲人口が増えれば」

通山相撲道場は伊崎田相撲クラブの稽古のほか、地域のイベントにも開放されるということです。