あす9月24日は西郷隆盛の命日です。それを前に、ゆかりの史跡をめぐる「西郷どんの遠行(せごどんのえんこ)」が行われました。

「西郷どんの遠行」は、西郷隆盛の生涯や偉業に想いを馳せながら、ゆかりの史跡を歩いて巡ろうと毎年行われているものです。今年は1053人が参加しました。

23日は鹿児島市加治屋町の生誕の地や武2丁目の西郷屋敷跡を出発したあと、西郷や大久保利通が修行をしたといわれる座禅石に向かいました。

(小学6年生)「(座りながら)西郷さんがどのような気持ちで座ったのか分かる気がする」

そのほか、西南戦争で最期の五日間をすごした洞窟などを巡り、ゴールの南洲神社までの8キロのコースを楽しんでいました。

(参加者)「やっぱり改めて(西郷さんは)すごい人なんだなと」

(親子で参加)「洞窟で隠れていたことが印象に残った」
「西郷さんの遠行を内容をしっかり学べていた。よかった」

参加者はあす9月24日の命日を前に、西郷の遺徳を偲んでいました。