7月~8月の2か月で発生したゲリラ雷雨は6万985回

東海3県など、全国各地の天気予報を行う予報センター。中でも、ゲリラ雷雨が増える7月から9月は「ゲリラ雷雨予測本部」を立ち上げ、監視体制を強化しています。

(松本)
「ゲリラ雷雨というのは、ことし数は多いんですか?」

(ゲリラ雷雨アラーム担当 奥村咲良気象予報士)
「7月から8月までの2か月間では、6万回以上発生しているような状況です」

ことし7月から8月の2か月で全国で発生したゲリラ雷雨の数は。6万985回。1日あたり、約1000回も発生している計算です。

そもそもゲリラ雷雨が発生する仕組みは、上空に冷たい空気が流れ込むと、地上付近の暖かく湿った空気が上昇気流になりやすく、大気の状態が不安定になって、短時間で巨大な積乱雲に発達するため。結果、局地的に大雨を降らせます。

(奥村さん)
Q日本地図に色が付いているところは何を示す?
「アプリの利用者にゲリラ雷雨が発生している、あるいは発生しそうというところに対して、そこに住んでいる人に警戒を呼びかけるようなシステムになっています」

Q画面の色が黄色とかオレンジ、青になっているのは?
「オレンジの所はそろそろゲリラ雷雨が発生するかもしれないという警戒を呼びかけるエリア。黄色いところはちょっと怪しそうな雲が出ていたり、大気の状態があまり良くないところに、いろいろな写真などを送ってもらえるように監視体制強化という名目で呼びかけています」

(松本)「きょうは9月19日金曜日の昼1時ですけれど、この地図を見ると愛知、岐阜の広い範囲で注意警戒状態ですか」

(奥村さん)「その通りです」