■盗撮用カメラの確認作業には、柘野容疑者も参加
保護者らからは「校内での盗撮や、生徒の被害はなかったのか」という質問に対し、学校側は「捜査中で私たちにも分からない」と答えるにとどまる一方、7月に、校内に盗撮用カメラが仕掛けられていないかを確認する作業に、柘野容疑者も加わっていたことも明らかにしました。
・北斗中学校の保護者会での校長(音声提供:保護者)
「複数で調査に当たることになっているんですよね。正直な話、そこに柘野容疑者も、もちろん関わっていたのは事実であります」
柘野容疑者が、中学校にカメラを仕掛けていたかは明らかになっておらず、逮捕後にも、校内を目視で確認し、カメラは見つからなかったと説明しましたが、保護者からは「正直信用できない」といった不満の声が上がりました。
説明会に参加した保護者
「捕まった先生が調べているからね。それがね自分で隠したものなら分かるだろうし、そこら辺はどうなんだろう」
「問題のある先生が、ずっと何年もいるわけで、それはどうなのかという感じはする」
「たびたび問題が報告されていたらしい。それに対して対応がぬるいのかなというのが正直な気持ち」

柘野容疑者は、6月にすでに逮捕されている名古屋市の教員らが作った、子どもたちの盗撮画像を共有しあうグループに加担した疑いが持たれています。