TBS系列で放送中の日曜劇場ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』。競馬の世界を舞台に、夢を追い続けた熱き大人たちの壮絶な物語です。

ドラマの舞台となっている北海道内の馬産地では、もうひとつの物語が動き出していました。引退した競走馬を守るためのプロジェクトです。

《引退競走馬の厩舎がボロボロ…厳しい現実》

数々の名馬を生み出してきた日高地方の新冠町。

競走馬の生産が盛んな一方で、引退した競走馬もこの地で余生を送っています。

しかし…。

木下純一郎ディレクター
「築40年の厩舎(きゅうしゃ)です。こちらは完全に屋根がありません」

老朽化で、今にも崩れ落ちそうなボロボロの厩舎。

新しい厩舎を建てようにも、1頭の餌代だけで月に5万円ほどかかるため、費用を捻出するのは厳しい状況です。