母国カラーだけでなく日本カラーも? レジェンド選手の髪色

山形キャスター:
最後は、選手の髪型や髪色といったファッションに注目していきましょう。

ジャマイカ代表のS-A.フレイザープライス選手(38)は、2023年には黄色とオレンジのグラデーションのような髪色でした。2025年の世界陸上でも、いろいろな髪色を見せてくれました。

開幕初日、大歓声のなか登場したフレイザープライス選手は、ピンクや黄色を基調としたド派手なヘアスタイルで快走。

その翌日にはお色直し。女子100m決勝に、緑と黄色と黒という母国ジャマイカカラーの髪色でレースに臨み、6位でフィニッシュしました。

そして最終日の21日、女子4×100mリレー決勝には…

TBS世界陸上 スペシャルアンバサダー 織田裕二さん
「白と赤だよ?」

TBS世界陸上 アンバサダー 今田美桜さん
「もしかして日本?」

織田裕二さん
「やるまえから泣いちゃうよ。ラストランですよ」

まるで日本カラーのような髪色でリレーに登場。ジャマイカは見事銀メダルを獲得しました。

フレイザープライス選手は今シーズン限りでの引退を表明していて、今回の東京が最後の世界陸上になったということです。

出水キャスター:
フレイザープライス選手はすごく人気で、方々から「サインちょうだい」「写真撮らせて」と言われたら、丁寧に応えていらっしゃいました。

陸上界をずっと背負ってきて、チームジャマイカだけではなく、本当に陸上界を盛り上げようという気持ちのある方だと思いました。

井上キャスター:
観客を楽しませるというところですね。しかし、どこで髪を染めていたのでしょうか?翌日はレースがあって、異国の地・日本に来て…。自分ではあんな綺麗に染められないでしょうし。

山形キャスター:
あれはウィッグですね。

井上キャスター:
ウィッグで走っているんですか!?あれを取ったら、もっと速くなる?

高柳キャスター:
選手はスタートの「On your marks」のときに見える自分の爪を綺麗にしていて、それでエンジンをかけているようです。