5年前に休館した国民宿舎・コスモピア内之浦の跡地利用をめぐる動きです。市民グループが22日、新たな宿泊施設や温泉施設の整備を肝付町長に求めました。
肝付町の永野和行町長のもとを訪ねたのは、「コスモピア跡地に早期建設を求める会」のメンバー10人です。
国民宿舎・コスモピア内之浦は、内之浦宇宙空間観測所の関係者や観光客らの宿泊需要などを見込んで、1998年に開業しました。
2005年のピーク時に1万8000人が宿泊しましたが、その後は半分に落ち込み、2020年に休館。今年2月から解体が進んでいます。

市民グループは3366人の嘆願書を永野町長に手渡し、住民の意見を聞いたうえで、新たな宿泊施設や温泉施設を早期に整備するよう求めました。
(コスモピア跡地に早期建設を求める会・柳川早百合 会長)「この内之浦を作った先輩方、高齢者の心のより所をもう一度作りたい。そういう楽しみの場を作りたい」
(永野和行 肝付町長)「地域のみなさんとしては、5年間放置しているのではないかという思いも確かにあるとおもう。スピード感をもって対応していきたい」

コスモピア内之浦の解体工事は、来年3月に完了予定です。














