判決で「原子力発電の今後が大きく変わる」

裁判の後の報告集会で長谷川氏は、津島訴訟について、次のように述べました。

盛岡大学・長谷川公一学長「この裁判の仙台高裁の判決がどんなふうな判決になるかによって、日本の原子力発電の今後がすごく大きく変わってくる。国民の安全も大きく変わってくる重大な裁判に改めて関わっているんだなっていう、そういう責任感の重さを改めて感じた次第です」

長谷川公一氏

一方、法廷でやりとりを聞いた原告団長の今野秀則さんは…。

原告団・今野秀則団長「本日は本当に私たちのこの裁判この期日のために、こんなにたくさんの方々においでいただいてありがとうございます。本当にうれし涙が出ます。本当に白眉の、B.5.bに関わる、私たちの訴訟にとっては本当に命綱ともいえる期日だった。本当に充実した内容の証人尋問だったかと思います」

裁判後の報告集会

新たな争点を司法がどう判断するのか。次の裁判は、来年3月9日に開かれ、この日で結審する見通しです。