Q.レースの10秒の間に多くの事を考えている…
ライルズ:もちろん!自分の脳の動きはとても速いんです。2024年は過去最高の調子でした。また最初から体を作らないといけなくて、残念だけど、毎年前年とは二度と同じにはなりません。基礎トレーニングから積み重ねていかないといけません。まだ基礎トレーニングを始めて3週間なので。とても大変で、呼吸が荒くなる事も多く、スローな動きなどもあり、多くをこなします。
Q.練習でのコーチとの会話は
ライルズ:肩について話をしていました。オフシーズンに肩が後ろに回ってしまう悪い癖がついてしまって。それが走りのバランスを壊すのでコーチが肩を前にまわすようにアドバイスしてくれました。

そうする事によって、体が前傾姿勢となり、トラックを前に進む助けとなります。もちろん、トラックを前に進みたいですよね。毎日何か新しい事を行い、速くなるようにしています。
Q.何を達成したい
ライルズ:最近になってその事を考えていました。
歳をとるにつれて、世界記録に魅了され、自分自身もどんどん速くなっている中で、けれども、いつも負けた時には、必ず自分はもっと速くならなければと思います。世界記録やタイトルを取る事に重心をおかず、もっと速くなる事のみに集中しています。
今はどれだけ、自分を高められるかだけに集中しています。いつでもスタートを向上させることは出来るし、筋力が弱かった部分を鍛えたりも出来ます。走る為の新しい作戦が必要かもしれないし、そんな事を頭の中でいつもめぐらしています。
なぜなら、自分はいつでも速く走れるから…ただ速く走るではなくて、もっと速くを求めています。

やりたいことなので、難しいとは言いません。だからほしい時には自然に出来るものです。もしそれでもつらいなら、どうしてそれをしているか…思い出してみてください。もちろん言うのは簡単ですが、けれども、目標を持ってやったほうがないよりももちろん良いです。
Q.東京2025世界陸上について
ライルズ:ワクワクしています。過去に多くの場所に行きました。2022年には世界陸上がアメリカ(オレゴン)で行われました。翌年のブダペストにも行きました。どちらもとても楽しかったです。

東京に戻れるのにとても興奮しています。前回東京に行った時にはファンに会えなかったです。ファンの方々が情熱的なのを知っていますし、自分は東京と良好な関係があると思っています。何が起こるか、とても楽しみです。新しい視点とたくさんのエネルギーを見るのが…東京はより良い“ショーマン”になる為の新しい場所です!