いきなり抱きつき…暴走した衝動

不同意わいせつ罪に問われているのは長崎市に住む44歳の男です。

起訴状などによりますと、男はことし6月6日午後9時40分ごろ、長崎市内の路上を1人で歩いていた20代女性に対し背後からいきなり抱きつき、着衣の上から胸をもむなどのわいせつ行為をしたとされています。

19日に開かれた公判で男は起訴内容を認め、犯行当日は午後7時から9時頃まで長崎市の中華料理屋で会社の上司の還暦祝いの酒席に参加し、紹興酒やビールを飲んでいた状態だったことを明らかにしました。

路面電車で帰路につき電停で降りた後、前方を歩く女性を見て「抱きしめたい」「キスをしたい」との衝動にかられて後をつけ、「胸をもみたい」との思いも生じ、路地に入って階段を登っていた女性に対し、犯行に及んだとしています。