9月後半になっても厳しい残暑が続いていますが、ようやく涼しくなる日が近づいてきました。そんな今、ぼちぼち意識し始めたいのが“夏じまい”です。来年の夏を気持ちよく迎えるために必要な夏の後始末とは?家事代行「ベアーズ」の岩嵜紀子さんなどに聞いた内容をもとに、夏の終わりの今こそやっておきたい、家の中や身の回りの掃除・お手入れのポイントをまとめました。

【掃除】サボると電気代1万円/年 増?欠かせないエアコンの拭き掃除には「軍手」

 夏じまいと言えば、まず思い浮かぶのがエアコン掃除。パナソニックによりますと、エアコンの掃除をしなかった場合、年間の消費電力が25%増え、電気代が1年で1万円以上多くかかってしまう可能性があるということです。さらに、冷房は暖房よりもカビが発生しやすいため、特に掃除が重要です。

 エアコン掃除をする際のポイントは▽フィルターの掃除、▽内部の乾燥、▽拭き掃除 の3つです。

 (1)フィルターの掃除:掃除機でホコリを吸い取る。特に汚れがひどい箇所は薄めた中性洗剤を使う。
 (2)内部の乾燥:内部の結露がカビのもとに。内部クリーン機能や送風運転が有効。
 (3)拭き掃除:見える部分のみ汚れをとる。

 家事代行「ベア―ズ」の岩嵜紀子さんによると、拭き掃除には「軍手」を使うのがオススメ。軍手をはめて、そこに洗剤や水をつければ、細かいところまで拭くことができます。

 どうしても掃除が行き届かない箇所はプロに任せて、まずは「見える部分」をきれいにするところから始めるのが良いということです。