兵庫県豊岡市は、学校給食センターで9月16日に調理した給食に、長さ約3センチの金属刃が混入している可能性があるとして、給食の一品の提供を中止したと発表しました。

豊岡市教育委員会によりますと、16日午後0時ごろ、市から委託されている給食事業者がフードスライサーを洗浄していたところ、32枚ある千切り用のクシ刃のうち、1枚が欠損していることに気づきました。

給食センターではこの日、フードスライサーを使って「ツナサラダ」を調理していたということで、センターから市内11の小学校・中学校・小中一貫校に、ツナサラダを食べないよう連絡しました。

2つの学校ではすでに給食時間が始まっていましたが、今のところ児童・生徒から体調に異変があったなどの報告はないということです。

刃の長さは約3センチで、調理場内や排水溝からも見つかっておらず、またいつから欠損していたのか判明していないということです。

豊岡市教委によりますと、学校給食は翌水曜以降、通常通り再開されています。フードスライサーは別のものを使用しているということです。