21日から始まる秋の全国交通安全運動を前に、高知市で街頭指導と出発式が行われました。
高知県庁前交差点では19日朝、県職員や警察官が街頭指導を行いました。21日から始まる秋の全国交通安全運動の重点目標は、(1)歩行者の安全な横断と反射材用品の着用(2)ながら運転、飲酒運転の根絶や早めのライト点灯(3)自転車の交通ルール順守の3つです。

県職員らは通勤・通学する人たちに自転車のヘルメット着用などを呼びかけていました。また県庁では濵田知事や県警本部長が出席する中、出発式が行われました。県警によりますと、高知県内では2025年、交通事故で14人が犠牲となっていて、このうち半数が65歳以上の高齢者だということです。人身交通事故の件数、死傷者数いずれも2024年より減少していますが、県警は日没が早まるこれからの時期は、特に注意が必要だとしています。

(県警交通企画課 濱川昌也 次長)
「日没の前後1時間が特に明るさの変化が大きい。車の運転、自転車、歩行者も互いに気をつけてほしい」

秋の全国交通安全運動は9月21日から9月30日までです。