1991年以来34年ぶりとなる東京2025世界陸上も残す所あと3日目。7日目(19日)の注目選手と見どころ、タイムスケジュールを紹介。
ディフェンディングチャンピオン北口榛花、ついに登場
女子やり投予選では世界陸上ブダペスト大会、パリ五輪と2年連続で世界を制した北口榛花(27、JAL)が登場。さらに日本からはアジア投てき選手権金メダリストの上田百寧(26、ゼンリン)、パリ五輪代表の武本紗栄(25、オリコ)の3選手がまずは予選に挑む。A組には北口、上田。B組には武本の他、今季最高67m76をマークしているV.ハドソン(オーストリア)や前回銀メダルのルイスフルタド(34、コロンビア)が顔を揃えた。
初の決勝進出目指す男子5000m
女子は田中希実(26、New Balance)が4大会連続で決勝進出したが男子はまだ未知の領域となっている。日本初の予選突破に向け森凪也(26、Honda)に期待がかかる。5月に行われたアジア選手権で銅メダルを獲得した。3000mでは日本歴代2位の記録を持っている。
N.ライルズが4連覇の偉業へ挑む
男子200m決勝には準決勝で今季世界最高となる19秒51(+1.0m)をマークしたN.ライルズ(28、アメリカ)が4連覇の偉業に向けて準備万端。100mで金を逃し銅メダルに終わり並々ならぬ思いで200mに挑む。さらにジャマイカの新星B.レベル(21、ジャマイカ)も準決勝で余裕の走りを見せ不気味な存在だ。
今大会2個目の世界記録なるか
男子400mハードル決勝では世界記録保持者のK.ワーホルム(29、ノルウェー)が世界陸上連覇、さらに自身の世界記録更新を目指す。17年ロンドン大会、19年ドーハ大会、そして23年ブダペスト大会を制覇しているワーホルム。金メダルを獲得した2021年の東京五輪では無観客の中、史上初の45秒台となる世界記録45秒94をマークした。思い出の地で満員の国立で新たな歴史を刻めるか。
【イブニングセッション】
17:33~ 七種競技① 100mハードル
18:20~ 七種競技② 走高跳
19:30~ 女子やり投 予選A(北口榛花、上田百寧)
20:05~ 男子5000m 予選(森凪也)
20:30~ 七種競技③ 砲丸投
20:45~ 女子800m 準決勝
20:50~ 男子三段跳 決勝
21:00~ 女子やり投 予選B(武本紗栄)
21:15~ 男子400mハードル 決勝
21:27~ 女子400mハードル 決勝
21:38~ 七種競技④ 200m
22:06~ 男子200m 決勝
22:22~ 女子200m 決勝