きのう茨城県内で突風による被害が相次いだことを受け、きょう気象庁は機動調査班を現地に派遣しました。突風による被害の状況などを調べるとしています。

きのう、茨城県全域で竜巻注意情報が発表され、つくば市では最大瞬間風速18.7メートルを観測しました。つくば市内では建物1棟が倒壊したほか、そこから1キロほど離れた解体工事現場でも作業用の足場が崩れました。さらに、境町では、重さおよそ25トンのクレーンが倒れました。

県によりますと、突風による被害は窓ガラスの破損などを含め、つくば市と境町でおよそ20件にのぼり、けが人はいないということです。

住民 
「こわかったですね。階段の踊り場に出てみたんですけど、嵐の中にいる感じですごい天気だなと」
「(娘が)家が壊れるんじゃないかって、一戸建てなんですけどね」

また、水戸地方気象台は突風被害を受け機動調査班の派遣を決めました。

気象庁機動調査班
「被害が起きた現象が何だったのか、特定をしていきたい」

現地調査では被害の状況などを調べるとしています。