大麻を使用した罪などに問われている元天理大学ラグビー部員2人の裁判が始まり、2人は起訴内容を認めました。

 起訴状によりますと、元天理大学ラグビー部の島田郁被告(21)と弘田士道被告(21)は今年6月、大学の寮で大麻約0.6gを所持し、使用した罪に問われています。

 9月18日の初公判で、2人は起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で「2人は大学1年の頃から大麻を使用するようなった。島田被告から『大麻を買おか』などというラインが弘田被告に送られていた」などと述べ、2人に拘禁刑1年を求刑しました。

 一方、弁護側は「親の管理のもと、薬物依存からの回復を目指す施設に通っている」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。

 判決は10月6日に言い渡されます。