気になる疑問を調べて統計グラフにまとめる「鹿児島県統計グラフコンクール」の審査会が、鹿児島市で開かれました。

「イヌとネコどっちが好き?」「赤信号の時間はどのくらい?」といった日常の疑問などを調査し、統計グラフで表現した作品が集まる県のコンクール。

今年は小学生から一般まで792点の応募があり、18日、審査会がありました。

トカラ列島の地震や令和の米騒動などの問題を取り上げた作品のほか、ユニークな視点の作品も。

イヤイヤ期の妹がいるという小学3年生は、妹がなぜ泣いているのかを5日間調べました。その結果、「爪を切りたい」「違う服が着たい」など泣く理由があることがわかり、理由を聞いて優しく接してあげようと結論づけました。

じゃんけんが弱いという小学5年生は、50人とじゃんけんをして、自分や相手の傾向を分析。「さいしょはグー」の掛け声のあとは「グー」を出しにくいと導き、自身のじゃんけん必勝法を見つけ出しました。

(県総合政策部統計課 鸙野ほのか主事)「(グラフを作り)何が課題か考え、そこからどうすべきか考えるきっかけになれば」

審査結果は来月18日の「統計の日」に発表されます。