18日、大阪メトロ御堂筋線の梅田駅で運転士のブレーキ操作が遅れ、本来の停止位置から約20メートル行き過ぎるオーバーランがありました。

大阪メトロによりますと、オーバーランがあったのは午前9時47分なかもず駅発・箕面茅野行の10両編成の列車です。18日午前10時22分、梅田駅停車位置を20メートル超えて停車しました。

通常はホーム柵と車両扉を正確に合わせるため、定位置停止装置(TASC)によってブレーキ操作が行われていますが、この電車は月に一回ほどの頻度で行っている手動運転の訓練中で、梅田駅に入る際に運転士のブレーキ操作が遅れたということです。

運転していたのは、運転士歴が7か月の運転手で、手動運転の経験も浅かったということです。

大阪メトロによりますと乗員乗客にけがはなかったということですが、オーバーランの影響で7本の列車にに最大11分遅れが生じ、約5600人に影響しました。

発生から約1時間半後にダイヤは正常に戻ったということです。