▼ワンスピリット 仲里彬 代表取締役
「健康志向や時代の流れによってアルコールではなくて、ノンアルコールがどんどん伸長していく時代背景がありました」
大手飲料メーカーサントリーが先月発表した調査結果によると、去年のノンアルコール飲料市場は、4584万ケースと10年前のおよそ1.6倍と推定され、過去最大規模となっています。
ライフスタイルも変化し広がるノンアル市場
また健康志向の高まりから、”あえて飲まない”選択をする「ソバーキュリアス」というライフスタイルも近年、浸透しつつあり、今後もさらなる市場の拡大が見込まれるなか、仲里さんは、海外にも目を向けています。
▼ワンスピリット 仲里彬 代表取締役
「特に欧米に目を向けてみますと、ボトルに入ったノンアルコールのスピリッツを使ってカクテルを作るのが当たり前のように広がっている。もっともっと、開発の余地があるのかなと感じているところです」
国内のノンアル飲料は、缶入りの家庭向け商品が一般的ですが、仲里さんによると、海外では瓶入りのノンアル商品が広がりを見せていて、バーなど「外食需要の取り込み」も狙いのひとつです。