18日、国内初となるノンアルコールのラム酒が発売されます。メーカーにとっても初めての試みとなる、ノンアルコール市場への挑戦。その背景や狙いとは―。



この日、那覇市のバーで提供されていたのは、お酒の入っていないノンアルコールのカクテル。

▼ノンアルコールカクテルを味わった男性
「味よりも先に香りがガンときて、香りと一緒に飲む感じ」
―物足りなさは?
「まったくなくて、お酒を飲んでいるような感覚になりましたね」

脂質0%のノンアル

このカクテルに使われていたのが、「Rum Alternative=ラム酒の代替品」と名付けられた国内初、ノンアルコールのラム酒です。



県内の酒造メーカー瑞穂酒造と、国内外でバーの企画・開発などを行うSG Groupが共同開発したシリーズの第5弾で、原材料は、県産の黒糖のみ。

特別な抽出・蒸溜方法で、黒糖の豊かな風味を引き出し、アルコール0%、脂質
0%のノンアルコールラム酒を実現させました。

17日開かれた記者会見では、パインを使ったカクテルが振る舞われました。



▼試飲する與那嶺啓キャスター
「かなり黒糖の風味が強くでています。香りのインパクトが強いので、喉元がかっとなるような感じがあるのかなと思っちゃうんですが、ノンアルコールなのでそれ
がまったくありません。ただ味わいに奥行きがあって満足度が高いですね」