教諭と県職員の合わせて6人が、自転車の酒気帯び運転や不適切な事務処理などで懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは教諭3人と県職員3人の男女合わせて6人です。

このうち、県教委によりますと、北信地方の小学校に勤める養護教諭の29歳の女性は今年4月、飲食店で酒を飲み、自宅のある最寄り駅へと移動しました。

駅から自転車を押して歩いて帰宅していましたが、「早く帰りたい」との思いから途中から自転車に乗り、酒気帯び運転で検挙されました。

養護教諭は停職1か月の処分を受けました。県内の公立学校の教諭が自転車の酒気帯び運転で処分されたのは初めてです。

一方、県によりますと、健康福祉部に所属する28歳の男性医師は、今年7月、飲食店で酒を飲んだ後、自転車を運転して酒気帯び運転で検挙され、停職1か月の処分を受けました。

また、建築計画が法律にあっていることを示す書類を偽造したなどとして、建設部の42歳の男性職員が停職6か月、生活保護の申請業務を怠っていた健康福祉部の
53歳の女性職員が減給処分を受けました。

このほか、2人の教諭がスピード違反と交通事故で戒告の処分を受けています。