美容にも影響 「二重あご」も…
国際美容外科学会の研究などによると、姿勢が悪いと顔や首まわりの皮膚が下に引っ張られて、二重あごやフェイスラインのたるみ、顔や身体全体のむくみ、肌トラブルなどが起こりやすくなる可能性があります。
碓田拓磨院長:
お腹にしわが寄るような感じで、首のたるみが出てきて「二重あご」になったり、下に引っ張り下げられることでフェイスラインも崩れたりするということです。
“姿勢がゆがむ”生活習慣

【1】スマホを低い位置で見る
【2】腕・足を組むことが多い
【3】クッションや枕で頭を起こしてテレビを見る
【4】同じ側の手・肩で荷物を持つ
【5】お尻のポケットにスマホ・財布を入れる
【6】斜め姿勢で文字を書く
コメンテーター 恵俊彰:
全滅ですよ・・・。腕を組むのもだめなんですか?
虎ノ門カイロプラクティック院 碓田拓磨院長:
腕を組むと肩が前に行きやすくなってしまうんですよね。だんだん巻き肩になってきます。
1日とか2日やったぐらいじゃ染みつかないんですが、毎日やっていくことで体が変形していっちゃうんですよ。
でも、ちゃんと埋め合わせをしておけば大丈夫です。
「正しい座り方」を覚えて姿勢改善

人は座っているときに姿勢が丸くなり猫背になりやすくなります。
座っているときに正しい姿勢を保てれば、立った時にも正しい姿勢を保つことができます。
まずは、背骨にバランスよく頭が乗った「正しい座り方」をしてみましょう。
≪1≫軽くお腹を前に突き出して座る
≪2≫腰のあたりの背骨の5ミリ横を強めに押しながら上半身を前に20cmくらい倒し、前傾姿勢になる⇒筋肉が固くなるのがわかります。
≪3≫そのまま頭を後ろに引いて体を起こしながら、硬くなっている筋肉が柔らかくなるポイントを探す⇒そこが「正しい姿勢」となります。
碓田拓磨院長:
そのまま顔を正面にむけ、手のひらを上にして足の付け根に置くと、肩がいいポジションに行きます。これで完成です。
これを30分余裕で保てるように、今日から練習していただきたいです。
最初は1分でもOK。ちょっとずつ時間を延ばしていってください。
※無理のない範囲で実施してください

また、スマホを見るときは、なるべく高い位置で見るのがおすすめ。空いている手でこぶしを作り、スマホを持つ手のわきの下に置いてサポートすると、高い位置で使えます。