解体中のアパートから発見された白骨化した遺体。警察が死体遺棄事件も視野に捜査しています。

 9月13日、大阪府茨木市下中条町にある2階建ての木造アパートを解体していた工事作業員から「白骨を発見した」と通報がありました。

 警察によりますと、白骨化した遺体はアパートの一階の床下から見つかったということで司法解剖の結果、50歳から60歳代の女性とみられ、死後十数年以上たっているとみられるということです。

 遺体は衣服を着た状態で発見され、目立った外傷はなかったということですが、死因は分かっていません。

 関係者によりますと、このアパートは10年ほど前から人は住んでおらず、9月12日から解体作業が始まっていました。

 警察は遺体の身元の確認を進めるとともに死体遺棄事件も視野に捜査しています。