高知県西部の宿毛警察署管内の3市町村が合同で「自転車ヘルメット着用義務化宣言」を行いました。
「自転車ヘルメット着用義務化宣言」を行ったのは、宿毛市、大月町、三原村の3市町村です。自転車での通勤や業務中のヘルメット着用を事業所単位で義務化するもので、四国では初めての取り組みだということです。

(宿毛市 中平富宏 市長)
「市民、そして町民、村民の模範となるよう、まずは職員、私たちがその姿を見せることによってヘルメットを着用するのが当たり前、そんな社会にしていきたいなと思っている」
宣言を行った事業所には宿毛中学校の生徒が考案したスローガン「いってらっしゃい おかえりなさい かぶって守ろう その笑顔」がプリントされたのぼり旗が配られます。

宿毛警察署によりますと、今年高知県内で発生した自転車が絡む死亡事故は4件で、いずれもヘルメットを着けていませんでした。宿毛警察署は「管内の多くの事業所に参加していただき、安全に対する意識を高めてほしい」としています。