大分市内の集合住宅の駐車場で軽乗用車を盗んだとして、22歳の男が再逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、大分市中央町に住む無職の男(22)です。

警察によりますと、男は今年5月12日午後4時半ごろから13日午前8時半ごろまでの間、大分市内の集合住宅駐車場に停めてあった軽乗用車1台(時価約10万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

男は9月2日、大分市賀来北で、知人運転の軽乗用車が県道沿いのガソリンスタンド設備に衝突する事故を起こした後、その車を無免許で運転した疑いで逮捕されています。

事故車両は、男が盗んだ軽乗用車で、事故当時、男は助手席に乗っていました。知人が110番通報し、警察が現場に到着する前に、男は無免許で車を運転してその場を立ち去り、盗んだ駐車場に戻したとみられています。

警察は、軽乗用車を盗まれた大分市内に住む造園業の男性(84)などへの聴きこみなどから、男の犯行と断定して逮捕しました。

男と被害にあった男性は面識がなく、盗まれた車は、ドアに鍵がかかっておらず、鍵は車内に置かれていたということです。

男は容疑を否認しているということで、警察が動機や経緯などについて調べを進めています。