■東京2025世界陸上競技選手権大会(14日、国立競技場)
女子走幅跳の決勝は、パリ五輪金メダリストのタラ・デイビス ウッドホール(26、アメリカ)が7m13(₋0.3)で、世界陸上自身初の金メダルに輝いた。
予選を1位(6m88、+0.8)で通過したデイビスは1回目から7m08(₋0.5)をマーク。唯一7m越えの跳躍を見せると、4回目にはさらに5cm記録を伸ばした。
夫のハンター・ウッドホールもアスリートで、パリパラリンピック400m(T62)の金メダリスト。前回大会銀メダルのデイビスは、夫が観客席から見守るなか、悲願の金メダル獲得となった。
19年ドーハ大会、22年オレゴン大会で金メダルのマライカ・ミハンボ(31、ドイツ)は6m99(+0.1)で銀メダル。銅メダルには自己ベストの6m92(+0.5)をマークしたコロンビアの22歳、ナタリア・リナレスが輝いた。日本から唯一出場していた、秦澄美鈴(29、住友電工)は6m45(+1.2m)で予選敗退。3回目の世界陸上も、初の決勝進出はならなかった。