9月10日午後に大阪府東大阪市の河内花園駅前の路上で歩いていた55歳男性がはねられ重傷を負ったひき逃げ事件で、現場から逃走していたアルバイトの17歳の少年が逮捕されました。

 無免許過失運転傷害などの疑いで逮捕されたのは、大阪府内に住むアルバイトの17歳の少年です。

 警察によりますと、少年は無免許で9月10日午後、大阪府東大阪市の路上でオートバイを運転中に徒歩で歩いていた55歳の男性をはねて、ケガをさせたにもかかわらず、現場から逃走した疑いがもたれています。

 この事件は、信号のない横断歩道を渡っていた会社員の男性(55)がスクータータイプのオートバイにはねられ、男性が頭蓋骨を骨折する重傷を負ったものです。オートバイには男2人が乗っていたとみられていて、現場にバイクを放置して逃走したということです。

 その後、警察は防犯カメラを精査するなどして少年を特定、当時いたもう1人の10代の男についても特定し話を聞いているということです。

 警察の取り調べに対して、少年は「捕まると思って逃げた」と容疑を認めているということです。

 警察は事件の詳しい経緯を調べています。