姫路市立の中学校で理科の授業中に三角フラスコが爆発する事故があり、生徒5人と教員1人がけがをしました。

 姫路市によりますと、11日午前11時ごろ、市立山陽中学校の教室で、理科の授業中に50代の男性教員が水素の性質を確かめる実験を実施。その最中に男性教員が三角フラスコ内で発生させた水素に誤って引火させ、三角フラスコが爆発したということです。

 この事故で男性教員と生徒5人がガラスの破片で腕を切るけがをしたり、耳が聞こえにくくなったりしたということです。

 実験の指導書では、三角フラスコではなく試験管を使うように記載されていたということで、市は「適切な器具の使用や手順を遵守するよう、厳重に指導する」としています。