健康寿命の日本一奪還を目指し歩いてポイントを貯める、大分県の健康アプリがリニューアルされ、県が活用を呼びかけています。

このアプリは県が2018年度から「おおいた歩得」として運用してきたもので、今年4月に「あるとっく」にリニューアルしました。歩数に応じてポイントが貯まる仕組みはそのままに、貯まったポイントで景品の抽選や協力店のサービスが受けられるように変わりました。

(県県民健康推進課・大和泉課長)「毎日の食事とか睡眠、生活習慣をチェックする機能も充実したので、生活を見直すところに使ってもらえている」

県内の健康寿命は2019年の調査で全国1位だった男性が2022年は72.37歳で、25位に大きく後退。女性も75.94歳と4位から10位に下がりました。

(県県民健康推進課・大和泉課長)「働く世代の健康度、自覚している部分がよくない結果だったので、健康意識を高めていただきたい」

10万人いたアプリの登録者はリニューアルに伴い、およそ2万8000人に減少しています。県は9月28日に大分市中心部で「あるとっく」のPRイベントを開くなどして利用拡大を呼びかけることにしています。