古都・奈良に早春の訪れを告げる伝統行事「若草山の山焼き」で、次回来年1月の開催から「有料観覧エリア」が設けられます。
▽2000円の前売券を11月中旬以降に販売
奈良公園内の若草山で行われる「山焼き」は、江戸時代から続く伝統行事で、山頂にある古墳の霊を鎮めるために始まったとされています。
毎年、若草山の上空に色とりどりの花火が打ちあがると、松明を持った消防団員らが一斉に火を放ち、古都の夜空を煌々と照らします。
「若草山焼き行事実行委員会」は9月11日、来年1月24日(土)に開催予定の次回の山焼きについて、▽若草山麓ゲート内(収容想定6000人程度)と、▽奈良公園バスターミナル屋上(収容想定300人程度)を「有料エリア」に設定し、税込み2000円の前売り券を、11月中旬ごろから販売すると発表しました。
若草山麓ゲート内には、去年2024年の開催時には1万1000人、今年2025年の開催時には1万2000人が来場し、混雑が課題となっていたことから、「安全対策」の一環として有料エリアの導入を決めたということです。
当日券は販売しない方針で、前売り券の売り上げは、警備強化など行事の実施費用に充てるということです。
非常な悪天候で中止となった場合、払い戻しは行わないとしています。
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