陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の共同訓練が、鹿児島を含む全国各地で始まりました。
(記者)「午前9時半すぎです。オスプレイ1機が鹿屋基地を離陸しました。2キロ離れた場所から撮影していますが、低い音が聞こえます」
11日から始まったのは、陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」で、島しょ防衛を目的に全国各地で行われています。
海上自衛隊鹿屋航空基地は、大分や熊本のでの訓練に参加する輸送機オスプレイの燃料補給や整備の拠点となっていて、これまでに陸上自衛隊の4機と、アメリカ海兵隊の5機が飛来しています。
11日は午前中に海兵隊のオスプレイ1機が鹿屋基地を飛び立ち、鹿屋市の職員が周辺の高台で騒音を測定する様子も見られました。また訓練中、鹿屋市内のホテルには、アメリカ軍関係者およそ150人が滞在する予定です。
県内ではこのほか、陸上自衛隊佐多対空射場、陸上自衛隊奄美駐屯地と瀬戸内分屯地、徳之島で、レーダーを使った沿岸の監視や物資輸送の訓練などが行われます。日米共同訓練は今月25日までです。