自殺予防週間にあわせて大分市で11日、高校生らが街頭に立ち、自殺の未然防止を呼びかけました。

10日から始まった自殺予防週間の取り組みの一環として、JR大分駅前では街頭啓発活動が行われました。市内の高校生や看護科学大学の学生、いのちの電話の職員らが相談窓口を掲載したチラシを配り、自殺の未然防止を呼びかけました。

大分県内では去年188人が自殺で亡くなり、前の年から19人増えています。

(大分市保健所保健予防課・佐古朋子さん)「悩みを1人で抱え込んでお亡くなりになっているということが明らかになっています。1人で抱え込まないで、各関係機関や身近な方に相談してくださいということを伝えたいと考えてます」

大分市保健所では、平日午前8時半から午後5時すぎまで電話相談を受け付けています。