チャイルドシートを適切に使ってもらおうと、保育園や幼稚園の関係者を対象にした講習会が宮崎県延岡市で開かれました。

10日、開かれた講習会は、延岡警察署と、延岡市内で交通安全運動などに取り組む団体「ネットワーク藤。(ふじまる)」が開いたもので、保育園や幼稚園の関係者などおよそ80人が参加しました。

参加者たちは、事故で子どもを亡くした母親の体験をもとにした紙芝居の動画を視聴し、チャイルドシートの必要性を再確認。

このあと、JAFの職員がチャイルドシートの正しい取り付け方などを説明しました。

(親子で参加)
「チャイルドシートを付けるのに合ってるかどうか分からなかったので、確認ができたらいいなと思って参加した」
「これからもチャイルドシートの付け方を確認して、絶対に事故に遭わないようにしたい」

警察庁とJAFが去年5月に行った調査では、県内のチャイルドシートの使用率は全国平均を大きく下回る63.4%で、全国ワースト3位となっています。