9月11日(木)の近畿地方は、雨が降ったりやんだり。特に午前中は激しい雨の所があり、大雨にも十分注意が必要です。

 秋雨前線が近畿地方付近に停滞し、湿った空気や、上空の気圧の谷の影響で、前線の活動が活発になるでしょう。全般に断続的に雨が降り、昼前までは1時間に40ミリくらいの激しい雨の降る所がありそうです。

 午後6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で北部と南部は80ミリ、中部は100ミリと、まとまった量になりそうです。低い土地の浸水や、川の増水、土砂災害などに十分注意してください。午後も傘が手放せない天気が続く見通しです。

 朝の最低気温は24~27℃くらいの所が多いでしょう。雨が降る分、日中の気温の上がり方はにぶく、最高気温は30℃前後の所が多い見込みです。前日に比べると4℃前後低くなり、ようやく平年並みに落ち着きそうです。

 12日(金)以降は晴れ間はあるものの、前線の影響を受けやすく、日本海側を中心に雨の降る日があるでしょう。昼間の気温は33℃前後の日が多く、平年に比べると高い状態が続きます。まだまだ残暑への対策は欠かせないでしょう。