空飛ぶクルマの大阪湾での遊覧飛行について、運行会社は再来年には開始することを目指すと明らかにしました。

 空飛ぶクルマをめぐって9月10日、大阪府と市との間で連携協定を結んだ「Soracle」(ソラクル)。Soracleは日本航空と住友商事が共同出資する空飛ぶクルマの運航を手がける会社で、パイロットの手配や路線の整備などを手がけています。

 10日、Soracleは再来年には大阪湾内を空飛ぶクルマで遊覧飛行するほか、関西の空港と大阪港に造られた空飛ぶクルマの発着場を結ぶルートを整備したいと明らかにしました。

 (Soracle 太田幸宏CEO)「この大阪に来れば全国に先駆けて空飛ぶクルマに乗ることができる、短期的にはそんな未来を実現していく」

 また、連携協定では救急医療や災害時に空飛ぶクルマを活用する場合の調査検討を進めることなども盛り込まれました。