大雨による水害を防ぐため、水田を活用する「田んぼダム」の役割や仕組みを学ぶ授業が、10日、大分県日田市の小学校で行われました。

「田んぼダム」は、水田の水位を一時的に高めて雨水を溜めることで、洪水を防ぐ取り組みです。

この田んぼダムをテーマにした出前授業が、日田市の朝日小学校で行われました。4年生15人が、防災対策としての田んぼダムの役割について説明を受けた後、模型を使った実験を通して仕組みや効果を学びました。

(児童)「田んぼダムがあった方が洪水が遅かった」「被害が少しでも減っていたからすごかった」

小学校のある日田市朝日地区では、すでにすべての水田で田んぼダムが導入されています。県によりますと、県内でも2024年度設置している水田の面積は倍増しているということです。