立体駐車場で起きたベビーカーの転落事故。車を収納するボタンが誤って押された可能性も出ています。

 9月9日正午ごろ、大阪市北区の機械式立体駐車場の中で、母親とベビーカーに乗った生後6か月の女の子が車から降りて台にいたところ、突然シャッターが閉まって台が回転。隙間から女の子がベビーカーごと、床下に転落しました。

 床下までの高さは約30cmで、女の子は頭の骨を折るなどの重傷を負いました。

 当時現場にいたアルバイトの男性係員(60代)は警察の聞き取りに対し、「車を収納するためのボタンを押したかどうか覚えていない」と話しているということです。

 警察はボタンが誤って押された可能性もあるとみて、業務上過失傷害の疑いも視野に調べています。