いよいよ、12月3日の土曜に迫った第23回しずおか市町対抗駅伝の大会注目のランナーを紹介していきます。1回目は、4年連続の区間賞を狙う静岡県内最速の高校生ランナーです。
藤枝明誠高校3年杉浦柊人選手です。
<藤枝明誠高校3年 杉浦柊人選手>
「自分はもともと水泳をやっていて、体力づくりの一環で小学校の時に、市町対抗駅伝の練習に参加した。陸上を始めるきっかけになった大会で1番好きな大会」
杉浦選手の陸上の原点となった、しずおか市町対抗駅伝。吉田町の代表として、2021年まで3年連続区間賞。しかもすべて区間新記録で勝ち取りました。高校3年生になった2022年は、県高校総体1500mで優勝。インターハイでも決勝進出を果たしました
<杉浦柊人選手>
「スピードは元々ある方だと思うがスタミナが課題。今年はスタミナ強化を重点的にやってきて、長い距離に対応する力がついたと思う」
徹底したスタミナ強化で、2022年は5000mでも静岡県高校ランク1位に輝いた杉浦選手(11月26日時点)。指導する清監督も、この1年の成長に目を細めています。
<藤枝明誠高校陸上部 清尊徳監督>
「長い距離には少し不安を持ったレースをしていたが、夏場の合宿の成果が出てきたのか、不安を口にすることはなくなって、『全国で勝負しよう』と自分でいうようになった。メンタル的なところが一番だと思う」
11月6日に行われた静岡県高校駅伝。杉浦選手は、各校のエースが集う1区で区間賞に輝き、母校を14年ぶりの都大路へと導きました。チームを引っ張る姿は、仲間からも厚い信頼を集めています。
<チームメイト>
「陸上に対する愛が人一倍大きくて、オーラを放ちながら走っている。そこが他の選手と全然違う」
「全然速そうじゃないんですけど、練習になるととんでもない速さ」
「あんまり外さないイメージ。気持ちが強いんだと思ういます」
<杉浦柊人選手>
「光栄です」
杉浦選手には、レース前に行うゲン担ぎがあります。
<杉浦柊人選手>
「大会の朝、家を出る前に自分の飼っているネコとグータッチすることです。家を出る前に、たまたまネコとグータッチして出ていったら、その大会が記録がよくて、そこからやり始めて、記録がいいのでずっとやり続けている」
愛するネコからパワーをもらい、2021年のしずおか市町対抗駅伝では、圧巻の11人抜き。吉田町初優勝の立役者となりました。2022年は静岡県内最速の高校生として、4年連続の区間賞を狙います。
<杉浦柊人選手>
「吉田町は連覇ができる唯一の町なので連覇に貢献できる走りをして、3年連続区間新で来ているので、高校ラストは4年連続区間新で締めくくりたい」
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