9日午後、JR大分駅でJR日豊本線の列車案内表示に誤りがあり、利用者およそ20人が普通列車に乗車できなかったことがわかりました。
JR九州によりますと、9日午後9時すぎ、JR大分駅の改札口やホームに設置している案内表示で、日豊本線・大分駅午後9時12分発、幸崎駅行き下り列車について、正しくは2番乗り場とすべきところを5番乗り場と誤って表示していました。
駅員が直前で表示ミスに気づいたものの、およそ20人が列車に乗れませんでした。JRは、乗れなかった利用者に対し、後続の午後9時47分発の列車を案内して対応しました。
原因について、9日午前7時半前に発生した停電の影響で、およそ5時間にわたり運転を見合わせたため、通常とは異なる乗り場となり、手動での表示変更を失念したためということです。
JR九州大分支社は「お客様に大変ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げるとともに指導を徹底し再発防止につなげます」とコメントしています。